最近の学生は、6月1日に一斉に衣替えすることもなくなったようですが、
日本では6月=衣替え
季節は夏に向かっていきます。
住まいにおいても、この頃になると、襖や障子を「夏戸(葦戸)」に取替えます。
日差しを遮りながらも、風を通して、夏をより涼しく過ごせるようにという、
昔からの日本人の生活の知恵です。
このたび、夏障子の注文をいただき、
本日、主なる材料となる 杉(赤)が入荷しました。
小口から見てもスジの良い杉
美しい赤み味
真っ直ぐな柾目
これだけの材料で12本の夏障子を製作します。
杉以外に、簾部分に黒竹・竹ひごを使って、夏障子にしていきます。
完成が楽しみです。
~夏障子 完成イメージ~