5月27日 建築研究部の生徒さんが、建具の製作過程の講習・体験・見学会を弊社工場で行いました。
フラッシュ戸の製作体験からスタート!
カット済みの芯材を、生徒さん達がエアータッカーを使って組み立てました。
予想以上のエアータッカーの強さに驚きながらも芯組が完成!
完成した芯組に木工用ボンドを塗り、ベニヤを貼り、プレスに挟むまでの工程
ボンドが乾くまでの間、工場内見学と組子体験をしました。
事務所内に展示してある建具を見たり、格子戸のパズル組み立てをしながら
工場内を回りました。
また、実際の作業を体験するため、製作課題として組子コースターの製作、かんなの薄削り、厚削りに挑戦しました。
慣れない手つきながらも上手に組むことができました。
3種類の形から好みのデザインを選び製作完了!!
学校で経験している生徒さんもいたのですが、刃のサイズいっぱいに出るカンナくずを
見て驚き感動していました。
実際にカンナを使って削ってもらいました。
力の入れ方や引き方を職人から教わり、悪戦苦闘しながらも、最後にはきれいなカンナくずを出せるようになりました。
そして、、、フラッシュが乾いたのでカット~仕上げの工程へ
サイザーでのカット、NCルーターの加工と大きい機械に興味深々に見入ってました。
建具の加工だけではなくデモンストレーションには鶴印のコースターなども作成しました。
半日の見学、体験でしたが、「もの作り」を実際に体験し、
製作の仕組み、作る楽しみ、達成感が感じていただけたと思います。
この見学会を通して、一人でも職人への道に進んでもらえればと思います。
見学終了後に希望者だけでインパクトドライバーや充電ドリルの正しい使い方講座も行いました。
正しい使い方を知ることは、怪我の防止にもつながります。
これからの学校での活動にも役立てていただきたいです。